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【どこで腰痛治療を受ける?】 整形外科

一口に腰痛といっても、原因や症状によって対処の仕方が異なります。単なる疲労ではなく、腰痛が深刻な病気のシグナルになっている場合もありますので、自己判断せず、なるべく早く専門の医師の診断を受けることが必要です。

腰痛の専門医といえば、まず整形外科です。受診の目安は、下記を参考にしてください。

●休養しても痛みが和らがない、あるいはどんどん痛くなる
●入浴しても痛みやだるさが和らがない
●腰痛だけでなく足にもしびれがある
●足に力が入りづらい
●排尿排便が困難などの症状がある

症状や原因によって、どのような治療法がとられるか決まってきます。1つだけではなく、いくつかを組み合わせて効果を上げていくケースも多いですが、具体的な治療法は、およそ次の7つに分類できます。

(1)薬物療法
痛みを止める消炎鎮痛剤、筋肉緊張をほぐして痛みを和らげる筋弛緩剤、神経の損傷を回復させるビタミン剤、骨粗しょう症の治療薬などが処方されます。また、腰痛によるイライラ、緊張、不眠を解消するために精神安定剤が処方される場合もあります。

(2)温熱療法
患部を温めて血行を良くし、痛みを和らげる理学療法の一つ。医療機関では遠赤外線やレーザー、超音波などが用いられます。慢性腰痛に効果があると言われています。自宅でも、半身浴や温湿布などで応用することができますが、症状によっては温めないほうが良い場合もあるので、医師に相談しましょう。

(3)ブロック療法
局所麻酔剤を注射し、痛みを伝える神経の働きを一時的に遮断します。腰痛が神経ブロック注射で改善されたら、その状態を長くキープするために腰痛体操を行い、腰や背中の筋肉を鍛えることを並行して行なうケースが多いようです。
椎間板ヘルニアや脊柱狭窄症による腰痛に効果が高いと言われています。

(4)手術療法
手術によって痛みの原因を取り除きます。重症の椎間板ヘルニアや脊椎すべり症、腫瘍などの場合、手術が必要なケースもあります。
腰の手術は「歩けなくなるのでは?」という不安や恐怖心があるかもしれませんが、最近は内視鏡を使っての手術が行なわれており、傷跡も約16ミリ程度と小さなもので済みます。手術翌日から歩くこともできます。いずれにしても、よく医師の説明を受け、納得してから手術に進むようにすると良いでしょう。

(5)牽引(けんいん)療法
骨盤部をベルトで固定して、専用の器具で腰椎を引き伸ばす治療法。重り・または電力で足の方へ10分〜15分程度引っ張ります。整形外科のほか、接骨院などでも行なわれています。ただ、牽引は場合によっては腰痛を悪化させることもあるので、数回行なって改善が見られないようなら医師に相談しましょう。

(6)装具療法
コルセットや腰用サポーターを装着し、腰の負担を軽くします。

(7)体操療法
筋肉のバランスを整え、腰を支える筋肉を強くします。科学的な観点から正しいやり方を専門医に指導してもらい、自宅でも行なうことで効果を上げます。

以上が、整形外科で行なわれる代表的な腰痛治療となります。ただ、いずれも対処療法なので、根本的に腰痛を改善するには、自分で正しい姿勢をマスターしたり、腹筋・背筋を鍛えたり、負荷をかけたときはストレッチを欠かさないなどのケアが必要でしょう。


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