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【腰痛の原因を知ろう】 心が原因の腰痛

腰痛の中には、整形外科的要因でもない、内臓疾患由来でもない、第三の分類があります。それが「心因性腰痛」、精神的ストレスが原因の腰痛です。

病院に行ってレントゲンを撮っても、腰が痛くなる要因は見つからないのに、どんな治療を施しても痛みがまったくなくならない・・・そんな場合は、身体ではなく心に痛みをつくる原因が隠れていることがあります。ただし、本人がそのストレスに気づいて認め、適切な治療を受けて癒されないと、症状が長引く傾向があるようです。

心因性腰痛を提唱し始めたのは、アメリカのサーノ博士と言われています。博士は、ほとんどの腰痛は心の緊張から来る腰痛と考え、それを緊張性筋炎症候群(TMS)と診断しています。

確かに、日常を振り返ると、仕事や家事・子育てに忙しい日々の「精神的ストレスやプレッシャー」が、肩こりや腰痛を引き起こすことがあります。ただ、たとえ精神的ストレスが溜まっていても、誰しもが腰痛になるとは限りません。

腰痛になるには、なるだけの身体的弱点(たとえば骨盤のゆがみや筋力の低下)を持ち合わせている場合がほとんどのようです。

とはいえ、心因性腰痛が存在するのは事実です。それが広く知られるようになったのは、作家の夏樹静子さんが自身の闘病過程を記した『椅子がこわい』を発表されたのが大きいでしょう。

ある日突然、原因不明の激痛が腰に走り、座ることはおろか、何かにもたれず立っていることすらできなくなった夏樹さん。考えられるあらゆる腰痛治療をしたにもかかわらず、3年間症状が消えることはありませんでした。

ところが、ある医師と出会い、対話することによって、腰痛をつくっている原因に気づき、 それを認めることで、嘘のように症状が消えたと言います。3年間悩んだ激痛が、わずか2カ月の治療で完治したそうです。

夏樹さんの例を見てもわかるように、心療内科の領域に属する腰痛もあるのだと知っておくと良いかもしれません。

精神的ストレスが原因の多くを占める腰痛、怒りの感情など、抑圧された心の緊張が主因の腰痛は、体だけ治療しても痛みは消えません。

その腰痛を根治させたいのであれば、精神的ストレスの供給源と向き合い、精神的ストレスを受けにくい状態をみずから作り出すことが必要となるのです。その手助けはお医者さんがしてくれますが、最終的には、自分しか自分の腰痛を治せないと言えるかもしれません。


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